<前記事>
タイ旅行記 2017年11月 “VOL.4”
4日目
三大寺院
さてさて早いもので実質タイ最終日となった。
この日の深夜(正確には翌日)にはもうスワンナプーム国際空港から北京首都国際空港までのフライトなので、まずはゆっくりと朝食を摂ってから身支度を整えてホテルをチェックアウト。
そしてスーツケースを預かってもらい
『大体午後9時くらいに戻ります』
と告げて街中へと出掛け、予定していた三大寺院の見学に向かった。
王宮&ワット・プラケオ
まずは最寄りのサムヤーン駅からMRTに乗り1駅東側にあるシーロム駅で下車し、隣接するサラディーン駅からBTSシーロムラインに乗り換えて4駅先のサパーンタクシン駅へ。
そうこの駅は2日目にアジアティーク・ザ・リバーフロントに行った際のシャトルボートに乗った場所で、その他にもいろいろな船が出ているのだ。
前々日と同様にBTSを降りてから船着場まで歩いていくと制服を着た係員が居て何か言っているので
『ターマハラート』
というと『CHAO PHRAYA TOURIST BOAT』と書かれたチケットボックスに行けと指差された。
このツーリストボートは青い旗が掲げられていて旅行者御用達っぽくなっているのだが他にも赤旗・緑旗・黄旗などの現地人が使う船もあるらしい。
自分達はというと圧倒的多数がこの青旗船に乗っているのを見てちょっと右へならえという感じでチケットを購入し『CHAO PHRAYA TOURIST BOAT』で行くことにした。
しばらく待った後、船へ乗り込み出発後約20分くらいでターマハラートで船を降りると船着場のすぐそばに小さなショッピングモールがあってどうやらここがターマハラートと言うらしい。
下船後は案内(The Grand Palaceと書いてあった)に沿って歩くと10分位で到着した。
ちなみに船を降りてからここまでの道のりは比較的わかりやすいし、観光客もたくさんそっち方向へ向かっているのでたぶん迷うことはないと思います。
到着後はかなりの人で中に入るまでに結構時間を要したが、Web上の情報などで言われているパスポートの提示は全く要求されませんでした。
中に入ると唖然とするくらい敷地が広くて見て回るのにも随分と時間を要したが、その時間がもったいないとは全く思わない程素晴らしいものではありました。











ワット・ポー
王宮&ワット・プラケオの南側にワット・ポーがあり、そこまで徒歩で移動する頃にはもうお昼前になっていたので通り沿いにある店へ適当に入って炒飯と焼きそばでおなかを満たす。


期待していなかったけどそこそこ美味くていい意味で予想を裏切るものだったがちょっと観光地価格なのは立地的にやむを得ないかも知れませんね。
さて食事の後はワット・ポーを見学。
尚、この間の移動は地図的にみると殆ど隣接しているように見えるんだけど、王宮が大きすぎて歩いても歩いても塀が続くので近い様で結局徒歩15分位掛かったと記憶している。

話は戻ってこのワット・ポーは巨大な寝釈迦仏が有名で、前日アユタヤで見たワット・ローカヤスターの寝姿の涅槃仏が全長37メートルなのに対してここの寝釈迦仏はなんと46メートルもあるらしい。



至近距離で見れるのだがデカすぎてそのすべてを画像に収めるのは難しく、良い位置で撮影できるポイントは長蛇の列となっておりました。
ワット・アルン
ワット・ポーの見学を終え、三大寺院最後となるワットアルンへ。
この移動はワット・ポーのすぐ近くにあるターティエン船着場から渡し船で対岸に渡る必要があり、料金は確か4バーツか5バーツくらいだっと思ったがコインで支払ったことは覚えている。
この船着場は結構味があるというかなんというか木で造られ建屋なんだけど川に隣接している関係か足元には水が入ってきていて、それらを避けて歩きながら船に乗るのも旅の楽しみの一つといいましょうか割と思い出に残っているものです。
渡し船自体はさほど時間も掛からずに対岸に到着。
すると目の前に広がる風景がこれまでと異なっている。

他の2つは比較的金色が目につき鮮やかな色合いが目立つのだがこのワット・アルンは白色が多く目につき、変な表現だけどいい意味での違和感とでもいうのかなにか異質な雰囲気を感じさせられた。

よくよく調べるとそれもそのはず他の2つとは異なりヒンドゥー教の影響を受けていることによりこのような様式となっているとのことであった。

そして最後にもう一つ、三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台となったことは余りにも有名ですね。
ガパオ・クン・ポー
三大寺院を見学後、自分的にタイでどうしても食べたいものがあと二つあったのでまずは最初の店に向かうために出発した船着場まで戻りサパーンタクシン駅へ。
BTSシーロムラインで1駅先のスラサック駅で下車し、学校などが多くある通りを北へ向かって約15分ほど歩いてシーロム通りに出てから少し東に歩くとソイ20へ到達するので、更に北へ数分歩くと
が見えてきた。

時間が中途半端だったので
『ひょっとしてブレイクタイムかも』
なんて思ったが、店に着くと営業中で小さくガッツポーズ。
ちなみにこのシーロムソイ20はなかなかローカル色満載ですので好きな方は行ってみても良いかと。
店頭でフライパンを振る姿やパッと見ただけでは何かわからないような物や肉類の他に野菜や果物などがそこらじゅうで見ることが出来ます。
そのような雰囲気の中でもこの『ガパオ・クン・ポー』はちょっと小綺麗な店づくりとなっていて日本人でも比較的入り易いかと思います。
屋台などのガパオライスはかさ増しの野菜やバジルの茎などが入っているところが多いようですが、ここの店は純粋に肉とバジルの葉のみというところが好印象で実際食べてみてもとっても美味しかったです。
肉は豚肉と鶏肉を一つずつチョイスした他にカイダーオと呼ばれるフライドエッグを各々にプラスしてそれぞれをシェア。


注文の際に辛さを選べるのでレギュラーの1つ上の辛さを選んだところ、日本人的感覚(少なくと自分達的感覚)とは異なりタイ人仕様の辛さで、慣れるまで汗をかきながら食べたことを思い出す。
ただ味は抜群に美味しくて、もしタイに行く次の機会があればリピート確実ですね。
Mango Tango
この日も一日が早くてもう夕方に差し掛かろうとしていた。
シーロムのソイ20からチョーンノンシー駅まで15分ほど歩き、BTSシーロムラインに乗車した後は3駅先のサイアム駅で下車。
この辺りはバンコク随一の繁華街と言っても過言ではなく、ありとあらゆるジャンルの店舗が点在している。
ショッピングモールもカジュアルなサイアムスクエアやサイアムセンターの他にちょっとハイソなサイアム・パラゴンなどもありこの辺りのエリアだけでたぶん一日過ごすことが出来るくらいですね。
自分達も例にもれずサイアムスクエアに点在する個人経営の店舗を色々と見て廻ったがとくに掘り出しものに出会うことが出来ず、ちょっと疲れて来たのでサイアムスクエアのソイ3にある
で休憩することにした。

いつも混んでいるとのことだったが自分達が行った際は行列などはなくて、決して空いてはいなかったけれどなんとか座席に着くことは出来た。

メニューを見ると補助的な日本語が書いてあってオーダーに困ることはないが、写真があるので指差しでも全然問題なさそうな感じ。
オーダーに関しては特に迷うことはなくて店の名を冠した盛り合わせの『Mango Tango』にもち米のココナッツミルクソースがけが付いた『Mango Tango with Extra Sticky Rice』と『Mango Swing』という名のマンゴーシェイクを注文してシェアした。

『Mango Tango with Extra Sticky Rice』はマンゴー、マンゴープリン、マンゴーアイスとマンゴーづくしのセットにもち米のココナッツミルクソースがけのセットなっていて、マンゴーはもちろんもち米もイイ感じで結構ウマイ。
ちなみにタイではマンゴーともち米のココナッツミルクがけのスイーツを『カオニャオ・マムアン』と呼ぶらしい。
『Mango Swing』はオーソドックスなシェイクで濃厚過ぎず且つ薄すぎずマンゴーの甘さと爽やかさを両立させた非常に飲みやすいドリンクで万人受け間違いなしといった感じです。
あとちょっと短絡的なんだけど自分的にはやっぱり南国と言えばマンゴーでしょうか。
台湾でもそうだけど暑いところで冷たいスイーツとして食べるマンゴーは格別の旨さがあります。
それと最後にもう一つここの店の最も良い点は価格がとってもリーズナブルでコスパの良さはまさに特筆ものでした。
MBKセンター
バンコク最後の買い物は自分用のBluetoothヘッドフォンを探しに
へ向かう。
『Mango Tango』を出てから西へ徒歩でそれほど時間はかからない。
駅としてはBTSのサイアム駅から西へ1駅行った先のナショナルスタジアム駅からすぐなんだけど、サイアムスクエアからの徒歩で全くもって問題ない距離にあり、南北に走るパヤータイ通りを渡るための大きな陸橋の上からその巨大なショッピングモールを確認することが出来る。

何でも開業当時はアジア最大だったらしく1日10万人の人出があったそうだ。
お店はそれこそ食品から洋服・雑貨、宝石・貴金属、携帯関連ショップ、家具などありとあらゆるものが売られていて、個別の飲食店以外にも最上階にはフードコートもありここだけで殆どのものは買いそろえることが出来るのではないかというくらいに何でも揃っている。
目的地の携帯関連ショップは4Fにあるので、まずはそれ以外のフロアをさらっと見て廻るといいたいのだが、何しろ大きくて広いためにそれだけで結構時間を費やした。
そして遂に4Fへ向かうと台北の光華商場のようなというかソウルの龍山電子商街のようなというか、いかにもって感じのショップが所狭しと無数に並んでいる。
一通り見ていると販売している商品に個性はあるものの、結構どのショップでも置いてあるような定番商品もあるなど大体概要が掴めてきた。
そしていくつかのショップで店員とやり取りをして最終的に決めたショップで値切り交渉をしたが合意出来ないので一旦その店を離れた。
その後他の店も探してみたがやはりに欲しいと思った物は他にはなく、結局はさっきのショップに戻り再度価格交渉を始めたのだが、戻った時点で既に負けというか向こう側はその前に提示した価格からはもう目一杯だとかなんとか言って下げる様子はない。
結局のところもう一押しして少し下げさせたもののこちらの想定していた価格には及ばず若干値切り負けした感は否めなかったが、まあ僅かの金額差だし仕方ないかなどと自分で勝手に納得していた。
ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム
MBKセンターを出るころには夜の時間となっていて辺りも暗くなっていた。
最後にもう一か所だけ行きたいところというか食べておきたいものがあるのでその目的地へ向かう。
ナショナルスタジアム駅からBTSシーロムラインに乗り一駅先のサイアム駅に到着後は同じBTSのスクンビットラインに乗り換えてもう一駅先のチットロム駅で下車。
駅を出てスカイウォークを西へ少し歩くと右手前の角に高級デパートであるゲイソンプラザがあるラチャダムリ通りにぶつかるのでそこを右折して北へ進む。
右手に大型スーパーのビッグCや左手にショッピングセンターを見ながら更に進み、運河を超えた先にある通りにぶつかればもうすぐそこだ。
その通りを右に折れて少しのところにカオマンガイの名店
があり、自分達が行ったときには歩道に行列が出来ていたのですぐにそこだとわかった。

到着するなり列の最後方に並びしばらくの間順番が来るのを待った。
実は夕方に食べたガパオライスが結構効いていて、すごくおなかが空いているといった状況ではなかったんだけど、やっぱりどうしても食べておきたい気持ちが強くてここへ来たのだった。
あまり長居するタイプの店ではないので座席の回転も早く、予想以上に早く自分達の順番が近づいてきた。
並んでいる際に
『相席でも良いか?』
と英語で聞かれたので
『OK』
というと、自分達の前にいた中華系の2人組のペアと自分達の計4名が同時に4人掛けテーブルに通された。
テーブルには簡単なメニューもあったけれど、注文するものはカオマンガイ一択なので迷いなく2人分を注文。
そして注文してからわずかの時間でカオマンガイが自分達の目の前に並んだ。

ソースを鶏肉に付けてご飯と一緒にまずは一口。
淡白な鶏肉の味にはっきりとした味のソースが絡み、それが鶏のダシで炊かれたご飯と相まって絶妙のバランス且つ最高の味わいを楽しませてくれる。
うーん実にうまいですね。
そしてもう一つ素晴らしいのは価格で、なんと1人分40バーツでこの時のレートで換算すると140円程となり、その価格でこのクオリティは素晴らしすぎると絶賛したい。

ここもまたタイに来た際にはリピ確実でしょう。
それとたぶんこの手の料理は元々海南鶏飯から始まってシンガポールではチキンライス、タイではカオマンガイって感じで広まっているのだろうけど、いつかは各地でそれらの食べ比べをしてみたいものですね。
スワンナプーム国際空港へ
食事を終えた後はそろそろ空港へ向かう時間が近づいてきたのでホテルに戻り預かって貰っていた荷物をピックアップ。
帰りも北京首都国際空港経由なので暑い中だけどここでトイレを借りて長袖に着替える。
なぜならば日本も秋深い時期だけど北京はもう冬で寒いので、それに備えてあらかじめ着替えておいたのだ。
そしてホテルのボーイにタクシーを呼んでもらう。
『ミータータクシー』
と言ってメーター制のタクシーを呼んでくれるように頼む。
暫くするとボーイがタクシーが来た旨を伝えてくれたので、そっとチップを渡してホテルからスワンナプーム国際空港へと移動し、幸い渋滞もなく30分程度で到着した。
高速代やら空港使用手数料やら込みで350バーツ強だったので400バーツを渡して残りはチップとしてとっても感じの良かった運転手さんに受け取ってもらった。
空港へは早めの3時間前くらいに行ったんだけどチェックインカウンターが大行列ですごいことになっていたので仕方がなく自分達も最後列に並んだが、カウンターから離れすぎて行先がよく分からないので前に居た米国のパスポートを持った中年のペアに
『北京行きですか?』
と尋ねると
『Yes』
と応えてくれて丁寧に
『CA980だ』
と便名まで教えてくれた。
実際この日は間違えて並んでいて30分くらいしてから気が付いて列を外れて他へ並び直す人なども結構いました。
そして結局チェックインに1時間以上時間を要した後で保安検査とイミグレを抜けて出国し、制限エリアへと到達した。
ミラクルラウンジ
スワンナプーム国際空港ではプライオリティ・パスで幾つかのラウンジが利用できるが、制限エリアに到達したころにはそんなに時間の余裕もなかったこともあって、搭乗ゲートに近い『ミラクルラウンジ』で出発までの時間を過ごした。

今日はなんだかんだで結構食べたので食べ物は軽めに自分はアルコールをその分多めにいただいた。
香港や台湾などもそうだけどやっぱり暑い国のアルコールはビール中心なのでさほどビールを多飲しない自分にとってはちょっと物足りないところもあって、このようにラウンジでワインやウイスキーが飲めるのはとてもうれしい限りです。
そして毎度のご紹介ですがこのように世界各国でラウンジに入ることが出来るプライオリティ・パスは自分の場合
の付帯特典で入手(税別10,000円/たぶん最安)していますので、興味のある方は検討してみても良いかも知れません。
尚、ここのラウンジに関しては造りがコンパクトでゆったりとした優雅な感じはないけれどそこそこの料理と飲み物、そして設備が揃っているので短時間の滞在でサッと食べて飲んで軽く休憩してから搭乗といったスタイルの方に合うんではないかと思います。

そしてその後暫くの間ラウンジで寛いでいるとそろそろ搭乗の時間が近づいてきたのでゲートへと向かい、ほぼ定刻通りに中国国際航空CA980便は北京首都国際空港に向けてスワンナプーム国際空港を飛び立った。

