<前記事>
台湾旅行記 2017年05月 “VOL.2”
2日目
野柳地質公園
旅行の直前にふと思いついた『ある場所』とはこの
のことだった。
Instagramで相互フォローしているある方が以前この野柳地質公園の風景をアップしていらして、漠然と
『行ってみたいなあ』
なんてコメントしていたら
『午後からは観光客で一杯になるから午前中、出来れば早い時間に行った方がいいよ』
とアドバイスを頂いていたのをすっかり忘れていて、出発近くなってから思い出したのだった。
そして2日目の朝ホテルを出て、台北車駅にあるバス乗り場へ向かう。
もともとは台北車駅西側にある台北西站B棟から出ていたのだが、A棟もB棟も台北西站自体が閉鎖されたので東三門付近に移動したとの情報は得ていたけど、実際どこにあるのか良く分かっていなかったこともあり、当日は間違えて長距離バスが出ているバスターミナルに行ってしまうなどのミスもあって若干時間をロスったが、しばらくの迷走の後にやっとバス停を見つけてなんとか野柳方面に行くバス(國光客運1815線)へと乗り込んだ。
乗車後は約1時間半ほどバスに揺られ目的地の野柳に到着。
バスの運転手さんも
『野柳、野柳』
と言ってくれたし、観光客もたくさん降りるからだいたいわかるんだけど一応Googleマップで確認しながら自分達もバスを降りた。
海沿いの静かな街で台湾の片田舎という風情であるが、台北などと違うところは道に檳榔を吐き捨てたあとが結構目立つのと犬の姿は見当たらないけど糞が割と頻繁に落ちているのがいかにも地方都市かなって感じ。
通りを歩いていくと野柳地質公園への進行方向案内や付近の地図があるので、これから行かれる方もまあ迷うことはないと思う。

案内に沿って歩いているとお腹が空いてきたので道中にある適当な店で朝食を食べることにしたが、いつものことだがついつい頼み過ぎてしまい思いの外おなかいっぱいになってしまった。





すっかりおなか一杯になったところで目的地に向かって歩いているとかき氷屋さんが見えてきて、吸い寄せられるように店へと入りなんと朝からかき氷。

高齢の男性が店にいて、かき氷を一皿頼むとメニューも特には無くて豆類と芋圓がトッピングされた至極普通のかき氷が提供された。

台北の彩り鮮やかなかき氷と違い、以前平渓老街でも食べたことのある素朴な味で自分が勝手に『リーズナブル系のあっさり味』と呼んでいる安価である意味ド直球のかき氷だ。
おいしくいただいた後は程近い目的地へと向かって歩き、数分で野柳地質公園へ到着した。

朝方バス停を間違えただけではなく朝食を食べたりかき氷を食べたりして結構いい時間となっていたせいかどうかわからないけど、すでにかなりの観光客がいたのだが、実際のところはこれでもまだ空いていた方らしいことが後から解った。
早速入場券を購入して中に入ると、いずれ潮風などの浸食でその姿が損壊すると言われているこの公園の目玉である『女王頭』のレプリカ(って言いかたはちょっと変か)即ち人工的に再現されたものが鎮座していた。

そこで写真を撮った後、更に奥へと進んでいくと眼下一帯に奇岩が点在しており、そのスケール感に圧倒されて自然の力を改めて痛烈に思い知らされる。



そして公園内を暫く散策した後で女王頭に行き、行列後に写真を撮ってから園内をじっくりと見て廻った。



視界に広がるその風景は美しく且つ壮観であり『台湾のカッパドキア』と言われるのも納得の風景でまさしく一見の価値ありといった感じでした。
和平島海角楽園
野柳地質公園を後にして、次の目的地へと向かうためにバスに乗り基隆駅へと向かった。
野柳地質公園から基隆駅まではさほど遠くもないのでしばらくの乗車後駅へ到着。
次の目的地に向かいたいのだが、どのバスで行けるのかわからないので駅の近くにある観光案内所で
『和平島(フーピンタオ)へ行きたい、バスはどこ?』
と中国語と英語をごちゃ混ぜで聞いてみると
『101(イーリンイー)だ』
との答えが帰ってきて、乗り場を指さしながら
『あそこだ』
と言ってくれたので、お礼を言い早速バス停へと向かった。
駅前の道を渡りバス停に着いてから基隆市バス101線の路線図を確認すると『和平島公園』との表記があったので、間違いがないことを確認してバスを待った。

しばらくするとバスが到着したので自分達も乗り込み、20~30分の間バスに揺られ和平島公園のバス停で下車し、そこからまたしてもGoogleマップを頼りに奥へと進み、しばらく歩いた後で
の入口に到着した。

中に入ると先程の野柳地質公園とは異なりガラガラで入口に簡単なゲートらしきものがあったけど人はいなくてもちろん無料で観て廻ることが出来る。
公園中へと入った頃には昼を過ぎており、朝しっかり食事をしたとはいえ小腹が減ってきたところに一軒だけ売店があったので入り、飛魚の水餃子と貝柱の水餃子をランチ替わりに頂いた。

店の人がタレも何もつけずそのまま食べろと言うので言われるままに食べてみると、具材の味がダイレクトに伝わってきて結構美味い。
結局あっという間に平らげた後は、売店を出て和平島海角楽園を参観した。
事前の情報からは野柳地質公園のミニチュア版くらいにしか思っていなかったのだけれど、実際見てみると荒々しさやスケール感はむしろこっちの方が上かもなんて思わせられるダイナミックな風景が印象的であった。








ここは人も少ないし、風景も素晴らしくとってもおススメできる場所となっていますが、完全に観光地化された野柳地質公園とは異なり岩場の近くへ寄ることが出来ず、遊歩道から景色を眺めることしか出来ないのが唯一の難点でしょうか。
九份へ
しばらくの間、和平島海角楽園を楽しんだ後は来た際と同じバスでまずは基隆駅へと戻った。
夕方から夜にかけてお気に入りの基隆廟口夜市へ行くのだがまだ時間がかなりあるので、時間調整のため急遽
へ向かうことにした。
ちなみにルートは基隆駅前のバス停から基隆客運T99線に乗って一旦瑞芳駅まで行き、駅から数百メートル先のバス停へと歩いて金爪石行きのバスで移動した。

過去に行った時も大雨と人ごみであまり快適に観光出来たとは言えず、リベンジと言えば大袈裟だけど再度九份へ行って、ミーハーだけど『千と千尋の神隠し』でとあるシーンのモデルとなった(ジブリ側は否定しているらしいけど)と言われている阿妹茶樓の撮影が目的だった。
・・・がしかし基山街を下から進み、入り口付近こそ軽快に進んだものの段々と奥へと進むにつれて人の流れがゆっくりになり、気がついたらいつの間にか人だらけになっていて阿妹茶樓の近くになると大混雑で進むこともままならない状況となったので、今回もまた諦めてクレープアイスや芋圓を食べてからおとなしく基隆へと戻ったのだった。


基隆廟口夜市
には2016年10月の台湾旅行時に訪れ、台北とはちょっと違う食べ物やそのクオリティの高さに惹かれ
『是非また来たい』
と思っていて、今回約7か月振りに再訪。
九份から今度は基隆客運788線で基隆駅前まで移動してから下車後に忠一路から愛三路を経て、仁三路側の入り口へと到着。

入口についてまず思ったのは夜市を彩る提灯が点いていなくてなんとなくちょっと寂しい感じがしたことと、先回訪れた週末と比較して平日のせいか人も少なく感じたこと。
まあ訪れる方としては人だらけで待ち時間が長いよりは店ですぐ食べられる方がうれしいし、人が少ないといってもガラ空きではないので良い方に受け取った。
蚵仔煎
仁三路側の入り口から夜市に入り少し進んだ左側にある店で(名前は忘れたけど)まずは蚵仔煎をいただいた。

目の前で焼き上げてから出来上がりに二色のソースをかけてくれ、そのコントラストが絶妙且つ蚵仔煎そのものの旨さもあってなかなかの美味。
なんかいいスタートを切ったようでその後の食欲に火がついてしまいました。
營養三明治
ここは先回2016年10月に来た際に、相当な待ち時間で食べることをあきらめたのだが、今回は平日ということもあってか全然人が並んでいる様子がない。
先回みたいに番号札を取ったら遥か先なんてことがあるかも知れないので過度な期待をせずに近寄ってみると、なんと全く待ち時間なしで買える状態だったので、店頭でオーダーし出来立てを食べた。

揚げたコッペパンにトマト・きゅうりなどの野菜とハムや煮卵が入っていて、そこに甘味のある台湾マヨネーズが掛かっている。
この台湾マヨネーズが良いアクセントなっているほかにコッペパンを揚げていることで生ずるコクもプラスされ、何とも言えない良い味わいで大行列となるのも分かるし、次の機会にも是非食べてみたいと思わせられる一品であることは間違いないです。
蝦仁肉圓
ここも店の名前はわからないけど、仁三路を歩きメイン街を抜けてから左に曲がり愛四路の通りにある肉圓(バーワン)を売る屋台で蝦仁肉圓をいただく。
日本語的には
『海老と肉の粉皮包みのあんかけ』
といった感じでしょうか。
ぷるぷるの皮に包まれた肉と海老にとろみのあるタレというかスープというかぽってりとした餡が掛かっている。

美味いかと言われれば美味いと答えるけど、夜市には他にも美味しいものがたくさんあるので、気が向いたときに食べる程度かなという感じですね。
油飯
その前に食べた蝦仁肉圓と同じく店の名前はわからないが、すぐ近くに油飯を売っている屋台があったので立ち寄る。
『台湾おこわ』
って表現がピッタリかと思うが、味は見た感じから想像し得るものに多分大差はなくて日本人には比較的ウケの良い味付けかと。
それと油飯と言う名前だけどそれほど油っぽくないのでくどさも感じられずペロッとイケてしまう。

この店は干し椎茸を戻したような感じの具が入っていたが、ほかにも干しエビや葱などの具を入れている店もあるようで、現地の人達はスープと一緒に食べることが多いらしい。
邢記鐤邊銼
愛四路を進んでいくと食べ物関係の屋台が少なくなってくるので引き返して再び仁三路へと戻る。
イイ感じでおなかいっぱいになって来たけどなんか最後にもう一品食べたいなあと思っていると先回食べなかった鐤邊銼が頭に浮かんだ。
仁三路中ほどにあるお寺(奠濟宮)の入口のところに二軒ほど鐤邊銼の店が向かい合ってあるのだが一方が何故か閉まっていたので『邢記鐤邊銼』で鐤邊銼を食す。
物凄く噛み砕いた言い方(というか上手く言えないだけ)をするとうどんかおでんのような出汁にきしめんよりもっと幅広で薄い短麺が浮かんでいる食べ物で、これも日本人的にはかなり好きな味付けかと思う。

スープと麺の他に椎茸・キャベツ・筍・葱・肉つみれ団子・海老つみれ団子などが入っていて味わいが豊かで、テーブルに薬味として胡椒が置いてあったことを記憶している。
尚、麺は米粉で作るようで鐤邊銼という名前にそのような意味があるようです。
沈記泡泡冰
さて締めのデザートに先回来た時も食べた泡泡冰をいただく。
先回は花生(ピーナッツ)味だったんだけど、今回はマンゴーミルク味を頼んでみた。
しばらく待った後、商品が手渡されて一口食べてみると爽やかな味わいで、おなかいっぱいでもスッと入っていく。

ただマンゴーミルクと言っても市中のかき氷屋さんで食べることのできるマンゴーかき氷のような濃厚さは無くてもっとあっさり味なので、敢えて言えばカップのアイスクリームに対してバーのアイスキャンディーというか感覚的な表現ですがまあそんな感じです。
あと思ったより量があるのでやっぱり先回同様
『頭キーン』
となってしまいました。
台北へ
夜市を堪能(というかただ食べまくっただけ)するとそろそろいい時間になってきたので台北へと戻ることにして基隆駅まで来た道を戻る。
電車にしようかバスにしようかと考えたが、今日は結構な強行軍で疲れたのでシートに深く座ることが出来るバスにし、國光客運1813線を待った。

そして15分位待ったところでバスは到着。
自分達を含め待っていた人たち10名程度がバスに乗り込み台北へと向かい、道中渋滞も無く30分強くらいでバスは台北車駅東三門に到着した。
尚、台北⇔基隆間の移動は渋滞のある時間帯は電車(45~50分位)の方が早いケースも多いけれど、そうでない場合はバスの方が早いことも多いので、ちょっとしたTipsとして覚えておいても損はないかと思います。
さてその後は台北車駅から一駅MRTに乗り西門駅で下車後、コンビニで買い物をしてからすぐ近くのホテルへと戻り、翌日も行きたいところがあるのでそれに備えて旅行の2日目を終えたのだった。
