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上海旅行記 2017年01月 “VOL.1”
1日目
上海へ
2016年12月30日、上海旅行の当日を迎えた。
まずは朝から空港へ向けての移動となるが、年末年始のこの時期は高速道路の混雑が容易に予測出来るので、高速バスという選択肢は最初から無く、列車で空港へ向かった。
出発便は中部国際空港発上海行き14時40分発CA406便の為、12時30分頃の空港着を目指して移動し、大きな差もなく目標の時刻近辺に中部国際空港に到着した。
自分の中ではセントレアが出来る前に小牧の空港から飛んでいた頃から、今は亡きWH(中国西北航空)やMU(中国東方航空)そしてCA(中国国際航空)ともども上海便はチェックインカウンターが混雑してそこそこ時間が掛かるイメージがあったのだが、この日は何故か人が少なくて比較的少ない待ち時間でチェックインすることが出来た。
今回はいつものLCCではなく一応レガシーキャリア(失礼か)なので機内食が出る為、軽めの食事の後いつものように保安検査とイミグレを抜けて出国し、出発を待った。

中国系のキャリアの遅延は日常茶飯事なので
『今日はどうかなあ』
などと思っていたら、定刻に近い時刻に上海からの便が到着したので
『大きな遅延は無いな』
と思い、ハイボールを飲んだり中国用のSIMカードをスマートフォンに挿したりしながらさらに待っているとそろそろ搭乗の時間が近づいてきた。
そして出発約30分前に登場が始まり、その後ほぼ定刻にCA406便は上海に向けて中部国際空港を飛び立った。
余談だがこの日の機内食があまりにも軽食すぎて
『これならもう少し空港でしっかり食べてくればよかった』
なんて妻と話したのだったが、航空券が安かったので
『まあしょうがないか』
と勝手に自分たちなりに納得していた。(実際には航空券の価格とは関係ないけど)
そして2時間半強のフライト時間でCA406便は無事中国上海の浦東国際空港に降り立った。
大陸的な気候による寒さを気にしていたが、曇り空ではあるもののむしろ日本より暖かいくらいの気候だったので思わず安堵した。
今回は4日間の旅行期間中ずっと暖かく、日本へ帰国した際に思わず『寒い』と思ったくらい滞在中は嘘のように快適に過ごすことが出来たのだった。
リニアモーターカー
浦東国際空港到着後は入国審査を経てからスーツケースをピックアップし、ターミナル1とターミナル2の間にある地下鉄とリニアモーターカーの乗り場へ向かった。
広い空港内を少し歩いてから到着した後は、チャージ済みの交通卡(正式には上海公共交通卡)を持っていたので、そのままリニアモーターカーの改札にタッチしてホームへ向かった。
ちなみにこのリニアモーターカーは上海トランスラピッドとも言うらしいのだが、空港内等の案内では『磁浮』や『Maglev』と表記されているので、上海に行ったら乗ってみようと思っている方は注意されたし。
暫く待つと列車が近づいてきたようで、ホームの上階で待っていた自分達を含む乗客はゲートがオープンすると同時に下階のホームへ降りた。
そこへリニアモーターカーが滑り込むようにやってきて、ホームにピタッと停止すると暫くしてからドアが開き、乗客が一斉に乗り込む。
しばしのインターバルの後、これまた滑るようにリニアモーターカーは浦東国際空港駅を後にして龍陽路駅へと走り出した。
参考までに最高速度は430km/hなのだが、そのスピードで走るのは限られた時間帯(9:00~10:45と15:00~15:45)だけであとは300km/hの運航となっているようで、自分達の乗った際もやはり最高速度は300km/hだった。

浦東国際空港駅を出発後わずか15分で龍陽路駅に到着。
この15分で50元(交通卡を使えば40元)が高いか安いかとの議論が昔からありますが、同じ経路を地下鉄2号線で行くと途中の駅(駅名失念)でホーム間の乗り換えが必要となる等、結構時間が掛かるので自分的にはたまの観光ならアリかなと思います。
龍陽路駅で地下鉄2号線に乗り換えて一路中山公園駅を目指す。
この先は乗り換えもなく一本なので比較的楽な移動かと考えていたんだけど、座れないのはしょうがないとしても思いの外混雑していて、結構疲れた移動だったのを思い出す。
そうこうしているうちに中山公園駅に到着して下車後、今回の旅行で3泊するホテルへと向かった。
メルキュール上海ロイヤルトン
中山公園駅を下車し、家楽福(カルフール)や様々なショップ、フードコートなどが入ったショッピングセンターである上海龍之夢購物中心を左後ろに見ながら凱旋路を南へ約700mくらい歩いて、武夷路との交差点を右折してからさらに400mほど歩く。
すると大きめのマクドナルドとその横に上海体操国際中心が見えてきて、その奥に今回宿泊する
がある。



ここまでを普通に歩いて約15分くらいだが、スーツケースをコロコロと引きながらだったのでこの時はもう少し時間が掛かっていたのかもしれない。
ホテルへ入りフロントでチェックインを済ませて部屋に行き、ベッドに寝転がり一旦休憩。
アジアで近い距離とはいえ、なんだかんだで移動はやはり疲れるものです。
部屋は想像以上に広く、バスタブ(使わないけど)もあり文句ないレベルだし、リネン類やアメニティもまずまずで最近宿泊費が高くなった上海のホテルの中でもコスパは割と高いほうかと思う。
面覇で夕食
しばしの休憩後、もうこの時点で午後8時近くなっていたのでまずは夕食へと向かった。
前述のごとく機内食がすごく軽かったのでもうこの時点でおなかペコペコにもかかわらず、事前に調べていたお店(小吃店に近い感じ)が無くなっていたっぽくて、店自体が見当たらないので止む無く近辺を探しながら適当にローカルのお店に入ってみた。
店の名は『面覇』と言い、二間くらいの間口で狭い中にテーブルが6つほど置いてあって、いかにも中国の食堂といった風情を漂わせている。
まずビールがメニューになかったので
『ありますか』
と聞いて見ると
『ある』
と言うので
『冷えたヤツ』
と言うと奥の方にいったん下がって行ってから再び出て来て
『メイヨー(無い)』
というので仕方なく冷えていないビールを飲んだ。
そして壁に大きく貼られたメニューを見ながら妻と二人で揚州炒飯と担々麺を一つずつ頼んで出来上がりを待った。
店は中国語オンリーで日本語メニューなどは無いけど、こんな時ほど
『漢字で良かった』
と痛切に思う。
中華圏なら漢字の雰囲気で何とかなるけど、自分達の場合ハングル語やタイ語なんかは英語か日本語メニューが無いとどうしようもないもんね。
店内に客は自分達以外にもう一人だけだったので、さほど待つことなくオーダーした料理が運ばれてきた。

値段はそこらのローカル店なので超リーズナブルなこともあり、あまり期待していなかったんだけど、食べて見ると結構イケる。
ちなみに炒飯は皿が下側にへこんでいて灰皿みたいな形状となっており、見た目の1.5倍くらいの量があって充分なボリュームとなっていたし、担々麺もまずまずで日本的な『しっかり胡麻感』みたいなのはないけどピリッと辛みを感じるスープで、ともに値段以上の価値でした。
日本と比べて中国の場合は割と料理のボリュームがあるので結構これだけで満腹になったところで、移動疲れもあり本日はホテルへ戻り明日に向けて休養を取ることとします。
