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台湾旅行記 2016年10月 “VOL.2”
2日目 Part 1
Roaders Hotel(路徒行旅)
今回の旅行では 西門町近くの漢口街一段にある
に宿泊した。
台北によくあるリノベーション型のホテルだが、立地や部屋も良くて自分達的には結構満足度高めな感じ。

全体的なホテルのイメージも『古き良きアメリカ』っぽい造りになっていて、朝食もサンドウィッチとドーナッツを中心とした台湾風じゃないスタイル。
サンドウィッチも結構美味だけどドーナッツは日系のお店から取り寄せている様で、かなりレベルが高く美味しくいただくことが出来た。

あとコーヒーやコーラ・オレンジジュースなどのドリンク類などは宿泊客に関しては24時間フリーで飲めるほか、簡単な御菓子類とカップ麺もフリーで食べることが出来る。
宿泊客については日本人は自分達だけで他は中華圏(恐らく大陸)の人たちが多かった印象だが、気のせいか中華圏の人たちって
『やっぱり朝食でもカップ麺食べるのね』
って思うほど、たくさんの人たちが朝食時からカップ麺を食べているが、これはパン食スタイルの朝食が合わないのか、それともやっぱり麺類が好きなのかは不明です。
平溪線の旅
猴硐貓村
2日目は午前中から平溪線沿線の旅へと出掛けたが、残念ながら空は雨模様でさほど強くはないが少し雨が降っている。
朝食後まずは台北車駅まで散歩がてら歩き、そこから台鐵に乗り
を目指した。
通常は平溪線に乗る場合は瑞芳車駅まで行き、そこから平溪線に乗り換えてというパターンが多いようだが、事前に台鐵のホームページで時間と行先を調べているうちに瑞芳駅の先にある猴硐と三貂嶺の2駅については宜蘭線と平溪線が並行して走っていることから、台北車駅から乗車して瑞芳駅で平溪線に乗り替えなくても台北車駅から乗り換えなしでそのまま猴硐駅まで行けることが分かり、まずは台北車駅から台鐵に乗り込んだ。
出発後約1時間の乗車を経て猴硐駅に到着すると、台北市内より雨が少し強く降っていたが列車を降りて橋上通路を渡っていると既に猫がいた。

この駅の近辺一帯が猴硐貓村と言われており、平たくいうと猫がそこらじゅうにいて関連するお土産やグッズの他、カフェや小吃を売る店などが点在し所謂一つの観光スポットとして地元で盛り上げている感じで、猫好きな人にはたまらないんじゃないかって思います。

実は自分は猫アレルギーでアレルゲンテストをしても猫がはっきりと出るのだが、まあ野外で少し見る程度なら無問題なのでさほど気にすることもなくそこらをいろいろ見ていると、お店の商品と並んで座っていたり店先のショーケースの中にもいたりして結構近くにいても人馴れしていて全く動かないので格好の撮影モデルとなっていました。

しばらくのあいだ猴硐貓村を散策し、帰り際に『茶葉蛋』を食べた。

滷蛋のように甘辛く煮たものではなく、お茶(烏龍茶のような赤い系)で煮てあり、お茶の香りとほのかな甘みが繊細でとても美味しくいただいた。
平溪老街
平溪線はざっくりいうと1時間に1本のダイヤとなっているので、今回は一つの目的地で1時間弱ないし2時間弱の滞在で移動することにしたが、別にツアーじゃないから時間の制約もないので適当にその時の気分で予定はどんどん変更します。
猴硐貓村を楽しんだ後、猴硐駅から平溪線終点の1つ手前の平溪駅に向かった。

この平溪線は結構山の奥深いところを木や枝スレスレというかむしろちょっと当たりながら進んでいく感じの所も多く、速度はかなり遅いので結構時間が掛かり猴硐駅から平溪駅までの移動も凡そ45分くらいかかったと思う。
平溪駅を降りた時は曇り空になっていて
『おっ、雨上がってくるかも』
なんて思った瞬間に急激に空の色が灰色(敢えて灰色と言います)になったと思うや否やスコールっぽい雨がドーッと降り出し
『やっぱ今日はこんな感じなのかな』
って思っていたら、数分後には小降りになったりと中々不安定な天気に翻弄されます。

ここの駅近郊は老街の名のごとく古い街並みが並んでいて、土産物や飲食店が多く軒を連ね、これぞ台湾の老街って感じの雰囲気を醸し出している。
色々な店をのぞきながら歩いていると時間も昼近くになってきて、おなかが空いたので何か食べようとなり適当に店名もないような飲食店に入った。
壁に貼ってあったメニューを見て適当にオーダーし、自分は大麺炒と貢丸湯を妻は排骨麺にしたが値段は台北よりリーズナブルな気がした。
食べてみると大麺炒は基隆市や新北市辺りで良くあるメニューというか基隆廟口夜市が有名だけど、初めて食べた感想は『思ったよりあっさり』と感じた一方で貢丸湯は良くある例の肉団子スープだったが、妻の食べた排骨麺が思いのほか美味しかったようで肉もホロホロでかなり満足出来る味だったそう。

その後ぶらぶらと老街を歩いていると古い建屋のかき氷店を発見したので今回の台湾旅行最初のかき氷を頂くことにした。
台北市内にあるようなミルク氷などではもちろんなくて、通常の氷にあずき・金時豆の他にタロイモとかぼちゃの芋圓が入っているあっさりした味わいでこれはこれで美味。
自分はこのタイプのかき氷を『リーズナブル系のあっさり味』と勝手に呼んでいて、軽快な食べ口と安い価格(今回は40元)が相まってコストパフォーマンスが非常に高いかき氷と感じている。

さて、今回の平溪線沿線の旅の目的の一つに天燈(ランタン)上げがあり、ここ平溪でも天燈上げが出来るそうだが自分達は初めてなので定番の十分で上げてみようと言うことになり、次の目的地へと向かった。

十分老街
平溪駅から約20分程列車に乗って北へ3駅戻り、十分へと到着した。
ここはかなり有名な場所なので、列車が通り過ぎた後に線路内で天燈上げをしている姿や老街の古い街並みなどをネット上などで見たことがある人も多いのでは。

まずは老街を散策したのだけれど今まで猴硐貓村や平溪老街では日本人との遭遇はほぼゼロだったにも関わらず、ここ十分には日本人が非常に多くて
『やっぱり有名観光地なんだなあ』
と実感するくらい人の多さが全然違う。
線路の両側を往復して一通り老街を見て廻るとそこらじゅうにランタンを売っている店があるので、適当に店を選び天燈上げを行うことにした。
色は一色のものと四色のものがあり、色それぞれに健康運、金運、恋愛運など意味があるのだそうで、四色の方がちょっと高いけれど
『せっかくだから四色にしよう』
などといつもの超日本人的感覚(と言っても大陸や韓国の人たちも殆どが四色だったけどね)で今の自分達に一番該当しそうな色の組み合わせをチョイスした。
墨でランタンに願い事を書き、店の人に渡すと慣れた手つきで支度をしてくれて早速天燈上げを行うが、ここでまたしても雨が少し強めになって来た。
店の人が手伝ってくれて火を点けた土台をランタンに入れて自分と妻の二人で両側を持ち頃合いを見計らって手を放すのだが、自分が手を離し遅れたので最初ちょっと曲がってランタンが飛び出したが、その後は無事空高く飛んで行った。

余談ですが、この飛んで行った後のランタンはどうなるのだろうと普通に疑問も湧いてくるのだが、聞くところによるとこのランタンは風向きの関係か何かで殆どが山に落ちていくそうで、主に年輩の方が多いそうであるがその残骸の回収を生業としている方たちがいて、そのおかげで観光客が安心して天燈上げが出来たり、環境の保護が出来たりしているらしい。
さて、このとき書いた願い事は叶ったかって?・・・それは愚問でございます。(笑)
